貸切バスのサイズの特徴

ミニバスは小型バスの中でも特に定員13名以下のジャンルがこれに当たります。全長7メートル、車幅も2メートル程度のものが多く、貸切バスで利用するのであれば、比較的少人数のグループから対応できるメリットがあります。通路も狭めで席間の移動も少々窮屈に感じられるケースもありますが、着席したままでの広範囲に渡るコミュニケーションが比較的容易というメリットを持っています。

小型バスは全長や車幅こそマイクロバスと同程度のサイズからあるものの、定員が20名を超えるものがこれに当たります。マイクロバスとの差は立席のスペースによるもので、小型バスはこのスペースが広く全体でより多くの定員を確保できるのです。それゆえ狭い路地を走ったり利用者数が少なめの路線バスにも活用されるケースが多くなっている他、貸切バスとしても立席者が出ても構わない程度の比較的短距離、短時間での目的地移動の際に活用されるパターンが目立ちます。

中型バスは全長9メートル、車幅が2.5メートル程度のサイズのバスで、現在国内で最も生産数が多く、またよく見かけるタイプでもあります。座席やスペースの広さに定員より多く乗れそうと思われますが、定員30名以上となると高速道路料金にて大型料金に該当するといったデメリットが生じる事から、補助席をあえて設けず通路に余裕を持たせるといった工夫を取り入れています。
貸切バスとして利用する際もその人数を想定し申し込めば、窮屈な思いをせずツアーを過ごす事ができるでしょう。

大型バスは全長12メートル未満、車幅が2.5メートル程度のサイズのバスで、客室の床面を一層高くした、いわゆるハイデッカー車の車内構造を有しているのが一般的です。
定員は中型バスよりも多く、よりゆとりある座席スペースが設けられており、貸切バスとして利用するなら本格的な長距離ツアーや観光にピッタリと言えるでしょう。
ハイデッカー車は元々の窓面積が広い上に床が高い分視界にも優れ、窓から景色を眺めるにも大変理想的な構造なのです。

この様に貸切バスとして利用可能なバスには幾つかの異なるサイズがあり、それぞれ得意分野が異なっています。大まかに言えば短距離、短時間、少人数での目的ならより小型のバスを利用するのがリーズナブルです。長距離、長時間、大人数にシフトするにつれ、より大型のバスの利用が有利となる訳です。
自らのグループの参加人数や目的、目的地への所要時間を十分考慮し、最適な貸切バスを選ぶのがツアー成功への大きな近道となるでしょう。また素直に業者の提案に耳を傾ける事もポイントです。