貸切バスの車種は利用用途で選ぼう

貸切バスとは、その名の通りバス1台をまるごと借りる事ができるサービスです。旅行や研修時の移動手段として、車内空間を自由に快適に使う事ができるのが最大の魅力です。貸切バスを利用する場合、利用人数が多ければ多いほど一人当たりの料金が安くなり、非常にリーズナブルに活用できます。
その車種も様々なものがありますから、利用用途によって選び分けましょう。順に紹介していきます。

20名から24名程度の利用であれば、小型バスが最適です。小型バスは全長が7m、車幅は2mで、定員は11から24名程度です。シートが5列あるものが多く、正席は20席です。レジャー施設への移動手段、または複数グループで団体旅行をするのに最適な小型バスですが、一つ重大な注意点があります。
実は各バスメーカーは現在、一部を除いて、小型バスを生産していません。そのため小型バスを所有するバス会社も年々減っていますから、小型バスを利用したい場合には必ず貸切バス会社に問い合わせましょう。

現在生産が打ち切られ、その数が年々減っている小型バスに代わり、その用途を引き継いでいるのがマイクロバスです。マイクロバスは中型自動車に分類され、レンタカーで借りる事も可能な車種です。正席は20席のものが多く、補助席を利用すれば27名程度までの利用が可能です。

短距離移動や送迎にも便利で、リーズナブルに利用できるマイクロバスですが、荷物の保管スペースがほぼ無い事がデメリットです。利用人数が20名を超え、荷物が人数分あるような場合には、次に紹介する中型バスが最適です。中型バスは全長9mで、車幅は2.5mです。シートが6列の場合は正席25席、5列の場合は正席20席のケースもあります。補助席を利用すれば27名程度までの利用が可能な中型バスですが、補助席の利用に関しては注意すべき事があります。
もし中型バスに補助席を付けて定員が30名を超えた場合、高速道路において特大料金が適用される事になります。その場合には通行料金が利用代金に加算されますから、バス会社としては補助席を付けたくないというのが本音です。中型バスで補助席を利用したい場合には、バス会社に問い合わせましょう。

貸切バスの中で最も大きなものが、大型バスです。最大60名までの利用が可能です。大型バスの全長には2種類あり、一般的な10m級だと正席45席と補助席8から10席になります。11m級の大型バスは大型ロングと呼ばれ、正席49席と補助席11席となります。最大60名の利用が可能なのは、大型ロングです。
大型バスには十分な荷物保管スペースがありますから、荷物が多い大人数の旅行でも安心です。大人数で車内空間を利用しても、窮屈さを感じさせない広さがあります。何を第一とするかは、幹事さんの考え方次第となります。